将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

(1)の詰将棋 手順

前回の記事の対局、終局図1手前です。 

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ここから羽生先生の思考へダイブしましょう!

詰将棋

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実際にさっきまで盤駒で棋譜並べしていました^ ^

 

それではここから神(羽生先生)の一手。 

※符号は右上を1一とします。

△8一金(下図)

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ここで久保先生の投了です。

以下▲同玉に△9三桂!

玉が逃げたら△8一金で終わり。

なので▲同飛の一手となります。

 上部脱出を防ぐ手筋ですね。

 

そして△8二銀(下図)

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 これも逃げたら金打ちで詰むので、▲同金となり、△同桂▲同玉と清算します。

 

そして決め手の△7一銀!(下図)

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これで玉が狭く簡単になりました。

右の方の角がよく働いていますね。

玉が右側に逃げると△8二金まで。

なので(左へ逃げて)▲7二玉△6二角成▲8一玉△8二金で詰みました。

 

 

13手詰めでしたね。一直線の変化だったので、初手の意味が分かれば、解きやすかったかもしれないです^ ^