将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

居飛車党vs振り飛車党頂上決戦(1)

振り飛車に対する中終盤の戦い方を身に付けたい。

羽生先生は対振り最強!

久保先生は振り飛車最強!

2人の対局を調べると、64局も指されていました。(もしかしたら銀河戦の成績が入っていないかも)

対戦成績は羽生45勝、久保19勝となっています。戦型は対抗型9割、相振り飛車1割くらいでしょうか。

その中でも今回はおそらく公式戦3局目の将棋を棋譜並べしてみました。

 

 棋譜データベースさんよりhttps://t.co/lx0JBhS5fe 

◆対局情報◆

 久保利明vs羽生善治

 第34回早指し将棋選手権本戦

 2001年1月13日

 持ち時間10分

 

※後手が下側になるようにしています

◆序盤◆

居飛車穴熊+右四間飛車、△振り飛車穴熊+△5三銀型四間飛車

自分の実践でも変則的な四間飛車にはこうやって指してみようか・・・

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◆中盤◆

この局面では居飛車不利だと思っていました。

桂損でさらに振り飛車の桂は取れる感じではないので。

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 ここからの端攻めは常に王手香車取りの筋が見えます。なので▲1四香とは走りづらいです。(実際に実践でその手が出ました)

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この手がすごかった!

▲3七歩で意味ないのでは、と思っていたのが寄せの局面を見ると逃げ道を閉ざす手だったんだなと、解釈しました。

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◆最終盤◆

次の一手で久保先生の投了となりました。

詰みがありました。朝の電車の中でしっかり考えて、詰ませれたので嬉しかったです。

普通の詰将棋は苦手だけども、実践形は解いてて楽しいです^ ^

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※詰め手順は後々コメント欄に書く予定です!

他にも棋譜の感想等ありましたらコメントどんどんしてください!