将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

棋譜並べ (4)

第4回となりました棋譜並べです。 やっぱり棋譜並べ紹介は頭が整理されて自分のためにも役に立っています。 今回の将棋は 広瀬流四間飛車穴熊勝局集 no.22 広瀬vs勝又戦 対抗型 四間飛車穴熊vs銀冠です。 対銀冠の定跡型です。 ちなみにこの端歩はのちに効果…

次の一手 (4)答え合わせ

前回の局面を掲載します。 Mさんより 後手が右玉にかまえた後に1筋から攻めを見せた局面。先手の方は位を取ってあるのがポイントで65歩と85歩の2つは大きな拠点です。 と続きますが要点は以下の通りです。 ・先手は駒が入れば64や84の地点に打ち込める。 ・…

次の一手 (4)

第4回、次の一手を考えたいと思います。 今回はMさんの将棋から考えます。対局自体は持ち時間は30分だった気がします。先手の次の一手は・・・ 局面図 まずは形勢判断をしたいと思います。 ▪️手番 先手 ▪️駒の損得 なし。後手は歩を1枚持ち駒として使える ▪️…

棋譜並べ 現状

先週末、今まで書き続けているノートを整理していました。 シールを貼ったり、蛍光ペンで色をつけたり・・・学生時代勉強のノート作りみたいで面白いです^ ^ その中で棋譜並べをしたものはエクセルで別管理をしていますが、最終的にはノートの巻末に印刷した…

2017.3月第5週〜4月第1週 相振り週間2

先週は相振り飛車をテーマに勉強をしてきました。タイミングよく、西川先生の相振り本をお借りすることが出来たので、それも少しずつ勉強中です。 その中で、戸辺先生の石田流を指しこなす本は定跡書としてとても読みやすく、実戦でも活用出来て良本に感じま…

棋譜並べ (3)相振り飛車 急戦系

相振りの定跡を勉強しつつ、巻末の棋譜を並べるどっぷりコースを進んでおります。 第3回の棋譜を紹介したいと思います。 出典は これからの相振り飛車 西川和宏 巻末棋譜no.1 西川vs佐藤紳戦 相振り飛車 向かい飛車対三間飛車 戦型はこの通りです。飛車先を…

次の一手 (3)考察

1日空けてしまいましたが、次の一手の考察をしたいと思います。 前回 http://mountain8.hatenadiary.jp/entry/2017/03/23/000224 この1局は再度出会う可能性があるため、次に向けての指し方を考えたいと思っています。 再掲図 ①45歩 実際の対局では私は45歩…

メンタル面 (1) フットサルから学ぶ

1週間のうち水、木曜は将棋の休息日としてみました。仕事と他の趣味の兼ね合いを考慮してのことですが、色々発見出来たこともあります。 小学生の頃から続けているサッカー、現在はフットサルとして続けています。かれこれ20年弱になります。こちらの世界で…

次の一手 (3)

今回は自分の対局から局面を選びました。 というのは、実際の対局中悩んだ局面だったからです。持ち時間のことも考えて決断しましたが、この時間帯は頭の働きが悪かったこともあり、再度検討したくなりました。 第1図を掲載します。序盤の仕掛けの局面です。…

2017.3月第4週

ブログを始めて2週は詰将棋を意識してやってきました。得意ではないけれどやって効果が上がるのは実感しました。 今週は、先週の大会の振り返りとメンタル論、そして相振り飛車についての勉強を取り入れていこうと思います。 先週の大会では2ヶ月間取り組ん…

対局2017/3/20

久しぶりの大会に参加してきました。 持ち時間は30分切れたら30秒、1日4局を指します。 結果は2勝2敗、第4局を反則で負けてしまうハプニングはありましたがなんとか一日終えることが出来ました。 まず良かったこと、それは目標としていた将棋倶楽部24におい…

棋譜並べ (2) 四間飛車穴熊対地下鉄飛車

第2回目、棋譜並べを紹介します。 いい棋譜を見つけ、それを手に馴染ませた後さらに自分なりのコメントを付けることで、より記憶に定着しているのを実感します。 出典は 鈴木大介の振り飛車自由自在 第1章より四間飛車穴熊vs地下鉄飛車 鈴木vs小林宏戦です。…

嫌な戦法メモ

私が四間飛車穴熊を採用するとき、居飛車からは色々な対策がありますが、その中でもやられて嫌なものはいくつかあります。 まずは穴熊完成前に攻めてくるパターン ▪️右四間飛車急戦 急所が分かりにくい ▪️糸谷流右玉 ▪️地下鉄飛車 ▪️5筋(3筋)位取り ▪️端角…

次の一手 (2) 答え合わせ

前回の局面を再掲します。 再掲図 私はここで▲66桂としました。 Sさんによると、▲66桂には△65銀で指しにくいとのことです。 ここで私は銀を使ってくれるなら、66歩からの攻めが緩くなるだろうと読みを打ち切っていましたが、△66歩〜△67角が厳しいということ…

次の一手(2)

再度Sさんの将棋です。 対抗形で先手が右四間飛車ですね。駒の交換が行われました。先手の次の一手を考えたいと思います。 ▪️手番 先手 ▪️駒の損得 先手が桂、後手が歩2枚の交換です。 先手の方が駒得ですが、歩切れも少し痛いなと ▪️玉の堅さ お互い金銀三…

2017.3第3週

第2週では基礎となる短手数の詰将棋を何回も解いてみました。 今週(第3週)は7.9手詰将棋を解いていく予定です。 ただ最後の方は一日何問解いたかが気になってしまい、肝心の読みという部分は意識できていなかったように思います。 なので今週は詰将棋を解…

棋譜並べ(1) 中飛車対角道不突き左美濃

棋譜並べ初投稿です。 ここでは私が棋譜並べをしたものを是非とも紹介したいと思います。 第75期順位戦B級2組11回戦 ▲北浜△斎藤戦 ちょうど斎藤六段が勝利し、B級1組へ昇級とともに七段へ昇段した一局ですね。 序盤はこのような形、中飛車対角道不突き左美濃…

棋譜並べ 概要

メインの勉強方法です。 これに出会って将棋への見え方が変わり、実際に棋力向上に役立っています。 以前はモバイル中継など見て勉強した気になっていましたが、一度きりで終わっていてあまり頭に残りませんでした。 今は手に染み込ませるよう何度も並べるこ…

ベイビーステップ

レンタルコミックが安くなっていたので、週間少年マガジン連載のベイビーステップを借りてみました。 テニス漫画なので、熱い気持ちにさせられますが、将棋に活かせるような?場面も見当たり、とても面白い漫画です。 主人公がテニスを上達するために取り組…

次の一手(1)答え合わせ

次の一手(1)の答え合わせをしていきたいと思います。 再掲1 先手の番ですが、私の予想手は▲86歩でした。 Sさんによる結果は ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ その手も正解! というのは検討した結果良くなりそうとのことでした。 前回の記事の変化、▲86歩以下、△65歩▲同歩△88角…

次の一手(1)

第1回次の一手です。 前回の記事でも書いたように、恐縮ながら私の形勢判断と次の一手を予想し、それを提供者の読み筋と照らし合わせていく形式です。 この局面はアマ連のSさんから提供いただきました。先手の次の一手を考えます。 まず形勢判断をしたいと思…

次の一手 〜概要〜

ブログでやりたかったものの一つです。 目的として・・・ ▪️一つの局面を深く考える機会がほしい ▪️他の方の実践例との読み筋の比較をしたい という願望があり、是非立ち上げたブログで、勉強出来たらなと構想を立てていました。 なので取り上げる局面は ▪️…

詰将棋の効果

昨日はAbema TVでB級1組最終局を生中継されていました。画質も段取りも良いので、見入ってしまいます。 私はTwitter連動で、山崎八段を予想に入れてみましたが、結果は豊島先生。地元の先生の昇級に心が弾みました。 豊島先生おめでとうございます! さて月…

2017.3月第2週 詰将棋週間

久保先生がA級へ復帰、菅井先生もB級1組へ昇級されましたね。 振り飛車党が勝ちまくってるところを見るとなんだか嬉しい気持ちになります。 今週は詰将棋週間としています。 指定図書は http://mountain8.hatenadiary.jp/entry/2017/03/08/220645 に宣言して…

今月の目標2017年3月

WBC始まりましたね。棋譜を並べながら音を消してチラチラと見ていますが、是非とも日本代表には頑張ってほしいところです。 テーマの一つ、ブレずにというところで3月中に集中してやりたいものを書き出してみました。☆は全体に占める割合を示しました。 ◎詰…

目標

色々な方の影響を受けて、確立した目標が必要だと思っています。 将棋の棋力をはかるには、段級が指標となっています。 目標としてはやはりキリの良いものには到達したいと思っています。なので 将棋ウォーズ三段 将棋倶楽部24 初段 アマ連R1700 を目標とし…

はじめに

はじめまして。閲覧いただきありがとうございます。 このブログは自身の将棋の棋力向上を目的として立ち上げました。はじめての挑戦なので暖かい目で見ていただけたらなと思います。 ブログを始めようと思ったのは、2つのきっかけがあります。 一つ目はこち…

現在の棋力

私は現在 将棋道場などでは初段 将棋ウォーズでは二段40% 将棋倶楽部24では1280の3級 アマ連のRは1530ほどです。 簡単に私の将棋年表を••• ▪️小学校4年生で将棋を覚える 駒の動かし方をしり、授業の一環で友達と指す程度 ▪️中学校、高校 特になし ▪️大学 4年…