将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

将棋ウォーズ三段への計画(1)

将棋ウォーズ10切れ、3切れ、10秒で二段を達成しました。

次の目標としてはウォーズ三段!

 

ブログを初めて3ヶ月くらいですが、上手い具合に進んでおります。はじめの2ヶ月は勉強をメインに、次の1ヶ月は対局メインで昇段した、という具合です。

 

ただ周りの三段を見ていると棋力差をとても感じています。参考例が少ないですが、明らかに格上。

支部で四段の4年生の子(県大会などでも優勝経験有り)

   →ウォーズ三段70%

・元支部所属で五段の方

   →将棋ウォーズ三段30%

 

という事でさらにパワーアップをする必要があります。序盤、中盤、終盤の底上げが必要・・・。まずはこのブログでヒントをいただきます。

 

参考ブログ記事:最強初段になる50のメソッド

http://cixous5.hatenablog.com/entry/2016/10/31/060000

http://cixous5.hatenablog.com/entry/2016/10/31/063000

 

◾︎棋譜並べ

最近は対局メインだったので、棋譜並べに充てる時間をあまり取っていなかったです。しかし成長期間には勉強時間の7.8割を費やしていたくらいなので基礎力の底上げには確実に効果があったと感じています。

先手10回後手10回脳内10回のルールをもう一度復活させてやりたいです。

 

◾︎終盤(詰将棋

今のやり方は問題なし、毎朝の中手数を解く事は効果有りだと実証済み。

 

◾︎終盤(必至)

これも参考記事にあるように重要。1ヶ月ほど寄せの手筋を集中して取り組んでいた時期もあるため、これからは美濃崩し200、凌ぎの手筋にも取り組む必要がある。

 

◾︎駒落ち

今これといって大きな影響を感じてはいないが、再度成長期間に入るのでメインの1つにしたい。また駒落ちの楽しさを知ってしまった以上取り組まないわけにはいかないです。

 

◾︎定跡

これまで継続して出来ている。ここまでは教科書通り指す事で勝ち星を重ねてきたが、新しいことにもチャレンジしてみたい。今ある定跡書と実践を絡めて研究ノートでも作ってみたいなと構想中です。

 

さて具体的にはどうしようか、もう少し案を練ってみます。

アドバイスなど募集しております。

よろしくお願いします。

将棋ウォーズ10秒将棋 二段昇段!!

将棋ウォーズ10秒将棋、二段へ昇段することが出来ました。

先日の3切れ(弾丸)の流れに乗ってのことでとても嬉しかったです。

 

今月度成績 :52勝15敗 勝率.776

現在の達成率:二段20%

 

何故急に調子が上がったのか、昇段出来たのかを考えたのですが以下の事が考えられました。

 

1.勝率絶対主義にした

2.毎日の詰将棋

3.戦型の固定

 

◾︎まず1.の勝率絶対主義についてですが、毎日の対局について記録を取りました。これは今までもやっていましたが、今回は勝率を計算してノート記入していました。

例えば一局を負けた時、今までは達成率の下がりを確認していました。同じレベルまたは格下の方に負けるとガクッと下がりますよね。それが精神的に嫌でした。しかも次に同じくらいのレベルの方に勝っても達成率が元に戻らないという事実もあり、負けることに対する恐怖があった気がします。

10秒将棋をやっている中、勝ち星と負け星を計算することで達成率への意識を減らしました。格上格下同じレベル誰でも勝ったら1勝、あくまで1勝とし、結果モチベーションを保てたんだと思います。

→メンタル面の成長

 

ちなみに、初段85%あたりからはさすがに意識し始めました。笑

92%あたりで一回負けてしまいましたが、今までの勝率を信じ、上がれる確信があったので進めました。

 

 

◾︎2.の詰将棋ですがこれも既出ですが新聞の記事の7〜17手を解くようになりました。朝起きて時間をつくります。そしてランダムに二枚取り、解いていました。15手のような問題は答えに行き着くまでに色んな読み筋が生まれます。終盤も見え方としても力が付いたはずですが、局面局面をしっかり考えれる力が付いたのが大きかったような気がします。

あんなに苦手だった詰将棋も習慣化されると、解かない日が気持ち悪くなるような感覚です。

→技術力の成長

 

◾︎3.の戦型の固定について、今までは色々な戦型を試してきました。最近では嬉野流について勉強し実戦でも試してきました。薄い玉での攻防、また逆転の嗅覚を鍛える事が出来ました。そのトレーニング期間もあり今まで指していた振り飛車の感覚が磨かれているのに気づきました。

よって今回の昇段に至っては四間飛車穴熊と早石田、そして相振り飛車を指し続けました。今までに比べて急戦への対応が良くなったのが原動力の1つだと考えています。

→戦略の成功

 

以上今回の昇段について考察をしてみました。今後は対局の振り返りを行い、自分の指し手を振り返りたいと思っています。

 

次は将棋ウォーズ三段へ。

また頑張ります。

 

対局(3)

将棋ウォーズ10秒

対抗形 ▲四間飛車穴熊vs△矢倉

 

◾︎反省点No.1

銀交換が行われ、第1図は後手が△74歩と突いた局面です。ここではチャンスを迎えていました。

第1図 f:id:sal0112:20170520163300j:image

 

 

 

 

 

第1図以下の指し手

▲95角(第2図) 

第2図f:id:sal0112:20170520163307j:image

後手が端歩をついてない所を咎めて(居飛車の税金)角を飛び出しました。現状▲51角成の狙いなので、それを受けるのが自然ですが・・・

  

第2図以下の指し手

△42角▲63歩(第3図)

第3図f:id:sal0112:20170520162343j:image

ここから一番の狙いは▲62歩成、または▲62角成を狙います。他にも第3図より△53角なら▲51角成とする事が出来ます。

 

 

◾︎反省点No.2

先ほどの順を逃し、苦しい展開になりました。

ここでは最善というより、こう指すべきだったのかなというのを考えました。

△87歩成とされた局面です(第4図)。持ち駒を上手く使って敵陣を薄くしたいです。実践的に間違いが起きやすい順へと持っていきたい。

 

第4図f:id:sal0112:20170520162437j:image

 

 

 

 第4図以下の指し手

▲41銀(第5図)

第5図f:id:sal0112:20170520162444j:image

 矢倉崩しではよく現れる筋ですね。普通に△42金で余せそうですがそこで▲32歩。自然と△同金に▲32銀成△同玉で、以下▲54歩△同金▲67金(第6図)で打ち切ります。

第6図

f:id:sal0112:20170520162453j:image

 状況は依然として先手悪いですが、後手玉が薄くなりました。不利な時は少しでも嫌味な手を続けて逆転を狙いたいと思いました。

 

指導対局(1) 中村桃子女流

少し前の話ですが、天童将棋まつりでの駒落ち対局について話したいと思います。

3月のライオンでもお馴染みの100面指しに参加する事が出来ました。事前応募だったのですが、抽選多数で対局出来ないだろうと思っており、特に勉強する事もなく当日を迎えました。

当日申し込みを済ませると、自動して下さる先生の抽選へ。私は中村桃子女流となりました。ちなみに抽選番号は100番、縁起の良いものを引きました。

f:id:sal0112:20170515225245j:image

 

これまでの指導対局では二枚落ちでお願いして、いつも二歩突っ切り定跡を指すのですが中々急所が分からず、押し込まれて負けるパターンでした。

今回は思い切って銀多伝を採用しようと。銀が縦に並ぶ形の美しさを理解したてであったのもあってですが(嬉野流の勉強をしていたのでそれの影響です)。

急いでスマホを取り出し、二枚落ち銀多伝定跡を調べました。

■参考にしたのはこちら

http://shogi81komaochi.hatenablog.com/entry/2017/02/06/222711

http://shogi81komaochi.hatenablog.com/entry/2017/02/08/銀多伝②〜知られざる必勝法?〜

http://shogi81komaochi.hatenablog.com/entry/2017/02/08/銀多伝③〜知られざる必勝法?その2〜

 

これまでの棋譜並べのやり方を応用し序盤定跡を叩き込みました。細かい手順は考えながら指そうと。以下の点だけは間違えないように何度も予習しました。

・右金が棒銀のようにきて慌てない(1歩損は気にしない)

・△85歩(上手側)には▲98香で角の逃げ場をつくる

 

いざ本番。

先生の登場、二枚落ちでお願いしますと伝え対局が始まりました。15面指しだったので一手毎にぐるぐる回る感じだったので待ち時間考えながら棋譜を取りました。棋譜を残すのも大事なのですが、即指しを防ぐ意味でも良い作戦だったと思います。

 

お互い定跡形の駒組みを進め、盤面は一般的な形となりました。(第一図)

f:id:sal0112:20170515231039j:image

予習では金を繰り出す形だったので、より守備的な形だなと思いました。そういう事もあり▲98香は保留。仕掛けました。

▲55歩(第ニ図)

f:id:sal0112:20170515231153j:image

この後は中央の争いで位を取られないように意識しながら指しましたが、待ち時間中よく考えれていたと思います。

 

進んで第三図です。

f:id:sal0112:20170515231651j:image

 銀交換から銀を打たれ、角を追われそうですがこれは狙ってた筋があり・・・

 

▲88角△76銀▲ 56飛(第四図)

f:id:sal0112:20170515231825j:image

第四図より△65銀▲86飛と飛車の成り込みを狙うフリをして実は銀を捕獲する事を狙っていました。

 

終局図

f:id:sal0112:20170515232444j:image

 

結局銀を取る事ができ、着実に迫って勝利目前となりましたが会場の都合上最後まで対局は出来ませんでした。しかし先生から勝ちの判断をしてもらえ、無事終わりました。全体的に待ち時間が十分にあり、よく考えることができたのが勝因の1つかなと思いました。

以上天童将棋まつり100面指しの報告としたいと思います。

 

勝利体験のおかげで今現在駒落ちの勉強が楽しくてたまりません。1つの勝利でここまで行動が変わるとは思いませんでしたが、良いきっかけだったと思います。

 

2017.5月第3週 オール二段へ

先日将棋ウォーズの3切れで二段になる事ができ、気持ちが楽になったのか10秒将棋も調子が良いです。

おそらく棋力が全体的に上がってきているので昇段は出来る可能性はあるはずですが、ただ二段、三段に互角以上と考えるとまだまだ努力が必要ですね。

 

前回のコメントの中に、勝率も意識してみると良い、とアドバイスをいただきました。今までは達成率ばかり見てそれが減るとやる気を失っていたのですが(レートが低い方に負けるとゴッソリ持っていかれるので)、勝率を中心に見れば、後1勝でノルマ達成出来る!だったり、まだ負けても余裕あるという気持ちを持つ事が出来ました。良いところどりで参考にならないかもですが、

金曜日 9勝4敗 勝率.692

土曜日 7勝4敗 勝率.636

日曜日 4勝1敗 勝率.800

 

対局を苦にしてた自分を生まれ変わらせてくれたようなお言葉であり、気づきでありました。

読んで下さる方には、対局の評価について勝率にも目を向けてみることをオススメしたいです。

 

〜2017.5.1〜
■勝つための勉強
詰将棋(2週目)

f:id:sal0112:20170515112832j:image
→新聞の夕刊の切り抜き。祖父が毎日切り抜きをしてくれているという好環境。逃げていた中手数の詰将棋にも順調に挑戦出来ている。
駒落ち
・将棋大観(2週目)

→飛車落ち定跡勉強中。その1〜その6と6つの章に分かれているが、その5まで完了。その6を学び、再度復習して飛車落ち定跡を終える。


■楽しむための勉強
◎定跡書
・相振り飛車の最重要テーマ14(2週目)
→半分ほど棋譜並べ、黙読しました。今週も注目してみたいです。

・相振り飛車を指しこなす本1〜3

→藤井先生のベストセラー本。次の一手形式なので何周もしたいところ。

◎その他

・テレビ視聴

→先週は藤井四段のNHK杯、小学生名人戦など面白そうな対局を録画しました。また今週には名人戦第4局も行われるため、ニコ生やAbemaTV など観る将棋を楽しめそうです。

 

・コンピューター将棋

人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?    著 山本一成

f:id:sal0112:20170515112823j:image

→週末に本屋で購入しました。ツイッターでも報告したのですが、文章が優しくとても分かりやすいです。読み終えたら報告したいなと思っています。

 

◎対局

将棋ウォーズ 10秒

→まだ楽しみながらやれそう笑

将棋ウォーズ弾丸二段昇段!

将棋ウォーズ3切れ(弾丸)。ついに二段へと昇級する事が出来ました!

最後は7連勝フィニッシュ。

連勝が始まる前、うっかりで銀を取られそのまま負けとなり、たった1敗で達成率が5%落ちた時はゾッとしました。

4戦目は三段の方。得意の相振り後手三間となり、二階級上に勝利。

5戦目の対二段戦は穴熊戦となり、寄せの1手のミスで敗勢となってしまいましたが時間切れで勝たせてもらいました。

8戦目の最終局では、原始中飛車風の攻めに対して少し受け間違いもありましたが薄い玉に狙いをつけて勝利。

通算成績は458勝363敗、勝率.555。

 

以下色々と事実から発見した事や気づいた事を書いてみようかと思います。

◾︎調子の良い時

・朝勉強した後

・昼

・良い事があった後

・仕事終わりに頭が冴えているなと感じた時

→時間内に多くの量の仕事を完了させた後など、冴えてる時が多い

・(連勝してるとき)対局から10分後

スマホの音量を最小にする(消音ではない)

・寄せの手筋を読んだ後

 

◾︎調子の悪い時

・目の調子が悪い時

・運動の合間

・深夜

・暗い場所

・騒がしい場所

・後ろに時間制限がある時

→例えば初めて会う方との待ち合わせ前などの空き時間、電車で降りる時間が近づいている時など

 

漠然としているところもありますが、やはり良い時はしっかり準備していること、周りの環境が良いという傾向が見られました。悪い時は自分の体調やメンタルが良くない、周りの環境が悪いという傾向が見られました。

今後もネット対局を続けて行く上で、勝ちたい!という場面に出くわした時に最善を尽くせるように傾向に目を向けていきたいなと思いました。

2017.5月第2週 連休が明けて

連休終わってしまいました( ´Д`)

また毎日コツコツの生活に戻ります。

最近は更新を怠っていましたが、またまったりと続けていきたいと思います。

実践の場はあるのですが、なかなか予定が被ってしまい参加出来ていない状況。ただコンピューターとの対局など実践不足を補う方法はいくつでもあるのでプラスに考えて触れ合いたいものです。

 

連休中は駒落ち中心に勉強していました。

道場などでは階級差で香落ちになることがありますが、これからはその差を咎めて高段者に立ち向かえればいいなと思っています。

 

 

〜2017.5.1〜
■勝つための勉強
詰将棋
→新聞の夕刊を切り抜いて詰将棋を溜めていました。これらは9.11.13手と今までは避けていたのですが、読みを深めるためには避けられない、ならやろうと宣言しました。
駒落ち
・将棋大観

→これが面白い!1手1手に解説が入り、読み応えがあります。

■楽しむための勉強
◎定跡書
・相振り飛車の最重要テーマ14

→後手番で最近得意にしている相振り飛車。最新型を学ぶのは楽しいです。これも解説が詳しくていいですね。
駒落ち

天野宗歩手合集

先週は勝つための勉強に入れていましたが、現在は飛車落ちの勉強中。その他の駒落ちはこちらで補いたいです。

◎実践

将棋倶楽部24

→時間があったら