最新型! 左美濃 対 雁木"風"
【対局者】
▲渡辺明竜王
△深浦康市九段
【棋戦】
王将戦挑決リーグ
【対局日】
2017年10月17日
【戦型】
雁木
【詳細・感想】
先手左美濃−後手雁木〜△4三金型
【リンク】
https://shogidb2.com/games/b98c7508950df21a22307aa89ad518ed728a8be0
【局面図】
△深浦九段:角道止めます!
△深:居飛車!
▲渡:雁木ね
△深:△5三銀型です
▲渡:じゃあ左美濃にしよう
的なやりとりがあり、第一図へ・・・
《第1図》
▲5六銀:先手は形を決めました。いつでも攻めることが出来ます。
△4三金:対して後手、最新はこのように構えるみたいですね。△4三銀なら雁木と呼ばれますが、この形も雁木??
《第2図》
△4七歩成:受けの手?成り捨てて自陣の修復でしょうか。自分の実戦でなかなかやり辛い・・・。以下▲4七同銀△2三金に、
▲4六銀:先手はこのように銀を繰り出すのですね。ここからはまさに堅い、攻めてる、切れないと言った指し回しでした。
《第3図》
▲1五桂:ガンガン行こうぜ。後手の悪形を咎めます。相居飛車で端歩が突かれていない場合は常に狙いたい筋だなあと思わされました。以下△4六馬に、
▲7三と:すぐに金を取らずに角取りの手を指す、プロっぽいですね。
《第4図》
▲3五桂:寄せの格言。金取りで、かつ玉を上から抑えてます。以下△3七馬に、
▲4四歩:ここも上部押さえの桂で取るのではなく、あくまで歩で交換を迫りました。
《第5図》
▲2三金:ここで投了です。読み切れなくても何となく負けない手な印象ですね。
盛り返して第5局まで進んで、指宿まで旅行に行きたいな〜なんて思っています。