棋譜並べ (2) 四間飛車穴熊対地下鉄飛車
第2回目、棋譜並べを紹介します。
いい棋譜を見つけ、それを手に馴染ませた後さらに自分なりのコメントを付けることで、より記憶に定着しているのを実感します。
出典は
鈴木vs小林宏戦です。
地下鉄飛車は飛車を周り端に一点集中。最初に44角〜33桂で正体を現します。類型にトーチカ(ミレニアム囲い)というのもありますが、そちらもいつか対策を立てたいなと思っています。
☆序盤
シュうぇッチマンさんのおっしゃるとおり左銀を守りに使います。このポジションは先手からの▲35歩で角道を止めれる大きな役割を果たせます。
☆中盤
角を切り、取った銀で攻めの根元を取りきる構想です。飛車を逃げるのですがこのまま桂香を剥がし、狙いの端攻めを封じました。
☆終盤
飛車の動きを牽制した角打ちに対して、角を狙う手です。角を取れば33角で寄せの形が見えますが、端の駒をボロボロ取られそうで 初見では考えないだろうと、一つ勉強になりました。
☆終局図
図より △同飛▲62金△同玉▲42角成で寄っているようです。手筋が見られました。
◎まとめ
•1筋に飛車を回るタイミングで銀を立つ
•攻め駒を責める
•得した駒で相手玉を包囲する