将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

対局(2)

 今回の対局はまたまた後手番嬉野流です。

この戦型は相手が色々と工夫をされるので、どう戦っていくか構想力が重要になってくると思っています。

 

将棋ウォーズ3切れ

▲二段の方vs△私

■戦型

先手は居飛車で、後手の私が嬉野流となりました。飛車先交換を保留し、矢倉完成〜▲4六角を急いできました。それに対して後手は基本的な組み方で対抗します。

 

第1図

後手の△75歩▲同歩△同銀という棒銀に対して、▲46角と展開してきた局面です。

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色々な受け方がありますが、先の方針を見据えて指します(3手)。

 

 

 

 

 

 

 

ここでは△64角▲同角△同銀と指したいです。

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第1図では△64銀では▲65歩△73銀▲74歩で駒損します。また△64歩もありそうですが、角道を止める手となりもう少し他の手を考えたいです。

上解答図以下、▲69玉△53銀上▲57銀44銀と、先手は玉を囲いに、後手は銀を繰り出します(下図)。

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以下①▲79玉には△76銀と攻めを狙います。  ②▲76歩と先回る手には△75歩と合わせて銀を捌きにいきます。

これらで互角と形勢判断します。

 

 

第2図

先手は飛車先交換をし、高飛車と呼ばれる位置に飛車を浮きました。

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先手の飛車角がよく働いているので、それを一手で防いでみます(3手)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでは△55歩▲同歩△同銀右と指してみたいです。

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55の地点を塞いでしまえば、先手の大駒の働きが抑えられます。解答図以下①▲同角には△同銀▲同飛△64角で、2枚替えの損を取り戻せそうでやや後手指しやすいと思います。             ②▲37角は有力で△86歩▲同歩△76歩▲同金△34歩(下図)

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で互角かなと思います。後手は次の△33桂を狙いに指します。

 

 

実はこの嬉野流への指し方をされるのが苦手で、この対局は負けてしましました。(笑)

次も頑張ります。