将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

本日の大会結果

大会に参加してきました。

約1ヶ月半前から居飛車系の将棋を勉強し始め、ようやく実践です。

4試合、持ち時間30分秒読み30秒のルールです。夏休みで子供も多く、レーティングを合わせた対局でした。

 

◾️結果◾️

1.後手×

戦型:四間飛車穴熊vs居飛車穴熊

いつもとは逆側を指しました。序中盤で良くなったのですが、寄せを見越した駒の取り方を誤り、その後の寄せも甘く逆転負けでした。

 

2.後手×

戦型:角換わり腰掛け銀 新型同型

流行りの形でお互い同型になりました。もちろん先手から攻め込み、やや不利かなと思いながら終盤へ。私の玉が中段で先手の攻めをかわしきったと思ったら、駒余らずの綺麗な詰みを見せられました。

 

3.先手○

戦型:左美濃vsゴキゲン中飛車

以前当たったこともあり、作戦を練っていました。棋譜並べの成果が現れ、完勝でした。

 

4.先手×

戦型:銀冠vsノーマル中飛車

序盤時間を使って上手く指せたと思いましたが、少し辛抱が足りなかったです。もっとゆっくりジワっと抑え込むべきでした。最後は二枚飛車から寄せられてしまいました。

 

◾️振り返り◾️

1局目はソフトとの途中対局で勝ち切る練習をする。2局目は序中盤で悪くしたので、最新の将棋年鑑から角換わりの棋譜並べを行う。3局目は作戦がうまくいったので、類型の棋譜から勉強する。4局目は力戦振り飛車だったので大山・米長先生あたりの棋譜から学ぶ。

 

◾️感想◾️

居飛車は1局でしたが、思ったより勝負形になりました。まずは角換わりをひたすら勉強しようと思います。対抗形は意外と逆側をもつと寄せが見えなく感じました。また最近までは振り飛車穴熊を指していたため、飛車の価値を見誤る局面がいくつかありました。その駒の価値を再度見直したいと思います。

 

 

第二次棋譜並べブーム

今の私のテーマは、” 何でも指す ” です。居飛車系の将棋を好み、もちろん対抗形は両側から見ています。

 

第2次棋譜並べブーム!

 

29年度版将棋年鑑を予約購入しました。今日受け取ることが出来なかったみたいで、明日の到着を待ち遠しく思っています。

さらにプロの先生の棋譜だけでは収まらず、アマチュアトップの方々の棋譜も並べ始めました。やはりプロ将棋とはまた違った感覚を受けますが、なんとなく自分ならこう指したいなーと浮かんだ手と一致することもプロ将棋に比べてあり、とても楽しく並べています。

 

第二次があれば第一次もありました。

その時は、シュうぇッチマンさんのブログをそのまま、そしてひたすら試していました。先手後手10回、脳内10回の計30回。

これをやると、自分の将棋の指し手が綺麗になっていくのを実感します。

 

今のやり方は、オリジナルを加えながら進めています。ベースは変えていないのですが。

 

最新の棋譜ならライブ中継等で動く棋譜が見られます。それを初手から終局までパラパラと見ます。一周ではなんとなくしか覚えていないので、もう一度、さらにと何回も見ます。得意な戦型なら少ない回数で済みます。(個人差あり)

名局集等の紙媒体の棋譜なら以前も書いたように入力して、同じようなことをします。

 

それから盤駒を使って、納得がいくまで並べます。

 

今週は将棋世界8月号に載っていた棋譜を、まずノートに一覧を書きました。対局者、戦型、棋戦名など。それから1つずつ上の棋譜並べをしてきました。

 

好調の原因が通勤時の詰将棋なのか、帰宅後の棋譜並べかは分かりませんが、両方継続していきたいと思っています。

 

 

 

将棋の先生

 

私は最近まで独学で将棋をやってきました。

ここまでそうやってきたため、直接指導を受けたりということはありませんでした。それでも色々な方の意見を聞いたり、友人と雑談したりで軸をつくってきたような気がします。

 

とはいったものの、もっと強くなりたいという気持ちが溢れているので私にも先生をつけようと思います。しかも勝手に。

直接指導を受けよう、という訳ではありません。それは時間的な面もあるし、相手の都合もあるし、なかなか難しいと思います。

 

なので私の作戦は一つ

 

棋譜から指し手を真似る

 

です。

 

この考えに至った経緯としては

・定跡書の通りに進行しない

・自分自身、居飛車の経験値が少ない

というデメリットを埋めたいと思ったからです。

2つともマイナスな事ではなく、定跡も大事という考えは変わりません。それ以外の進行になった時の方針を真似たいわけです。つまり序盤〜中盤あたりがメインです。

経験値不足を補うには対局が1番ですが、自分よりも強い人に教わるのも大事だと思っています。

 

それを叶える方法は

 

ネット将棋の過去棋譜

 

を使います。

将棋ウォーズ、クエスト、24で自分の指したい戦型・棋風の人を見つけます。

そうしたらその方の過去棋譜をドンドン見て、序盤の指し方を研究します。もしその指し方が最新型なら、そのままプロの将棋も見るべきです。指し手の意味が分からなかったらソフトに聞いたり、周りの人と局面の検討をしてみたらどうでしょうか。

 

おそらく最善は、特定の1人に決めて指し手を学ぶのがいいのかなと思っています。他にも戦型別に指し方を真似る作戦も1局かもしれません。

 

まずは私自身、将棋の先生を探さなければ・・・

 

 

ソフトとの対局 指し継ぎ編(1)

図前回より同じく激指13七段+を使用しました。

対局状況は平手、指定局面より、持ち時間なしです。

指定局面は、矢倉左美濃急戦 基本編 p58結果図より指し継ぎました。

 

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 基本図はこのような形です。

以下本の手順通り進めて、下図のようになりました。

 

f:id:sal0112:20170722202514p:image

 本書で後手優勢と示されていた局面です。ここから先手を持って指し継ぎました。

 

 

 

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図はおそらく決め手となった局面です。ここからも頑張って指しましたが、90手くらいで終局になりました。

後手(左美濃側)の鋭い攻めを勉強するとともに、自分の指し手の感想戦も行いました。

 

最後、ソフトの最終盤の粘り?を勉強させてもらおうと、上図からソフト同士対局を観戦しました。どれだけ手数を伸ばせるかと思ったら110手ほどで投了になりました。

私の指し手に対して、およそ20手分の差がありました。指し手を伸ばすことも1つの技と思い、メモしておきます。

対人間ではこの20手の間に逆転が起きるかもしれないので、しっかり粘る力も身につけたいです。

 

 

◾︎今回行ったこと

・先手側を持って指す

・自分の指し手の振り返りをする

・後手側をもって並べる

・厳しいと感じた局面から再度ソフト同士で戦わせる

・最終盤の粘り方を学ぶ

 

 

ソフトの活用について(2)

前回はソフトの特徴などを述べました。

今回は具体的にどう活用していこうか考えてみたいと思います。

 

いつもお手本にさせていただいているブログ

http://cixous1.hatenablog.com/entry/2017/07/21/063000

最新記事です。ここでもソフトの活用について触れていますので、是非参照ください。

 

◾︎駒落ち対局

前回も述べた通り、プラス1000点あってもそれをキープする力がなければ勝てません。駒落ちなら初期配置でその状態を作れるため、いいトレーニングになります。

駒落ち5番勝負

(定跡書結果図より対局、持ち時間なし)

1.四枚落ち
2.二枚落ち
3.飛車香落ち
4.飛車落ち
5.角落ち

 

☆新・駒落ち5番勝負

(初期配置より対局、持ち時間なし)

6.四枚落ち
7.二枚落ち
8.飛車香落ち
9.飛車落ち

10.角落ち

 

☆裏・駒落ち5番勝負

(初期配置より対局、持ち時間設定有り一手30秒)

11.四枚落ち
12.二枚落ち
13.飛車香落ち
14.飛車落ち
15.角落ち

 

最初の方は将棋大観の定跡手順をつかって、さらに指しやすい局面にしてみます。

徐々に、初期配置からはじめれるようにしていくつもりです。

最終的には持ち時間も設定して、時間内で戦える状況をつくります。

 

計15パターンを作りましたが、これに加えて香落ちや、持ち時間を変えたりなど作ることが出来るので、一度やってみて報告したいと思います。

 

◾︎平手対局

これに関しては定跡書の結果図や指定局面から指し継ぐ方法を採りたいと思っています。

いくつかピックアップして対局したいのですが、今の所案として書いていこうと思います。

 

(例)

1.左美濃急戦 ◯ページ結果図より

(1)先手側をもつ

(2)後手側をもつ

(3)上記の(1)or(2)よりプラス1000点の局面を開始局面とし、プラス側をもつ

 

(1)、(2)については有利な状況からの勝ち方を身につけれるし、不利側の粘り、そしてソフトの指し回しを勉強出来ます。

(3)はYouTube実況の元奨励会員アユムさんのブログを参考にさせていただきました。負けたら、その局面をひっくり返して再度対局するということです。

 

例で書いたように、色んな戦型で戦い、自分の棋譜集が作れたらという妄想も膨らませています笑

 

 

その他の活用については次回書きたいと思います。

 

 

ソフトの活用について(1)

私は現在激指13と、フリーソフトの技巧2を持っています。パソコン→激指、スマホフリーソフトといった形です。

 

以前の活用の仕方のイメージとしては、

・序盤戦術の評価値の確認

・棋書に載ってない戦法への対策

でした。また、序盤で評価値が少しでもマイナスになると、もうその戦法や指し手は良くないと思っていました。

 

ただ、色々なブログを参考に、指定局面から対局をしました。設定としては、ソフトに自分の普段指す側を、私は普段自分が指さない方を持ちました(有利な側)。

 

結果、ボコボコです笑

というより、私の棋力だと終盤に行くまでにいくつかの罠にかかり、マイナス1000点を叩き出します。

例えば待ったを使えるとして、その将棋を何回待ったをすればコンピューターに勝てるのかと思ったりもしました。

 

ただ何回かやって分かったこととしては、

・終盤は一瞬で逆転する

・派手な手はそんなに必要ではない

・序盤のマイナスは、私自身あんまり関係なし

 

といったところです。

 

また次回に続きます。。

 

定跡書の読み方について感じたこと

少しの間ブログを休止していましたが、忙しさも落ち着き、新たにモチベーションを持ってブログを書けたらと思います。

 

最近は居飛車の勉強もしていまして、とりあえず一通りの戦型に触れてみたり、色んな勉強法を試してきました。

 

まだまだ実験中ではありますが、少しずつ分かったこともあります。最近思うのは、勉強法には個人差があること。当たり前ですが、よく自覚していないと思った以上の効果が得られないような気がします。なので色々試す期間も必要なのかなと。

 

タイトルの通り、定跡書の読み方について感じたことがあります。

私自身、一冊の本を一周ではあまりにも理解が乏しく感じました。なので複数回読む事は必ずプラスになります。

ただ、本によっては1ページの手数が多く、頭の中で並べるのが苦痛と思ったり、曖昧になってしまうという方も多いと思います。盤に並べるのももちろんプラスですが、駒を戻したりするのが面倒と思ってしまいがちです。

 

なので私は定跡書を読む場合、以下のやり方で進めることにしました。

 

◾︎読書(1周目)

→基本的に本線を読んでいく。気になった時は本文の分岐も読んでみる。

 

◾︎入力 (2〜4周目)

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スマホ棋譜アプリ又はパソコンの将棋盤に入力します。私はスマホの有料アプリ kifuというものを使用していますが、ぴよ将棋だったり、パソコンの柿木将棋、激指などでも出来ます。

基本的にはひたすら符号を入力していきます。例えば本線を1ページから入力し、一通り終えたら次は分岐を入力するなど、区別しておこなえば効果upです。

これのメリットとしては、

・分岐を並べる際に、局面を戻すのが楽

・一手一手の動きが視覚によって確認出来る

・先手後手を逆にして周回出来る

・記録として残る

が挙げられます。1つの方法として紹介させていただきました。

 

◾︎再度読書or盤駒並べ(5〜7周)

→余力があればここまでやりたいです。

その日の持ち時間によって密度を濃くしたり、スピード感をもってやればいいのかなと思います。

 

◾︎ソフト研究

→最後にソフトで並べて、自分なりの分岐も作ります。これについては次回の記事で書きたいと思います。