朝日杯将棋オープン戦本戦 (2) 午前速報
当日になりました。
外は寒かったですが太陽も出てとても良い天気でした。大盤解説会の整理券は7時半より配布とのことでしたが、会場へ8時着。朝早起きに失敗しました。笑
ただ整理券も20番と、前列に座れそうな感じでホッとしました。
ちなみに14日(日)は藤井四段の登場で本日以上に混むようですので、良い席に座りたい場合はもっと早く着かなければいけないと思います!よろしければ参考に。
↓整理券配布場所(建物南側)
赤丸のところに仮受付場が出ています。そこで整理券を受け取ってください。
※対局の内容に関するコメントは避けています。一部盤面が載っています。
9時55分解説者、聞き手登場。
解説者:木村一基九段
聞き手:貞升南女流初段
オープニングから止まることのない木村調で解説スタート。
途中、ゲストで鈴木大介九段が解説をしてくれました。聞き手は中澤女流初段。
1局目終了。
両対局者が大盤解説場へ感想戦をしに来てくれました。糸谷哲郎八段と八代弥六段。
2局目終了。
同じく大盤解説場へ。羽生善治竜王と高見泰地五段。羽生先生は終局後はいつも険しい表情ですね。
午前の対局が終わりました。
午後の対局は14時からスタートです。
続く・・・
朝日杯将棋オープン戦 本戦 いざ大盤解説会へ
朝日杯将棋オープン戦、本戦が明日開幕します。名古屋の東桜会館て公開対局です。
羽生竜王ー高見五段戦
糸谷八段ー八代六段戦
と個人的に好きな棋士が集合してくれました。笑
ニコ生はこちら
明日結果についてのレポートはしないので、ネタバレは気にせず安心してください!
代わりに会場の雰囲気を少し報告したいと思っています。
2017年、豊田市フォレスタで行われた棋聖戦第2局の際には立会人として解説をしてくださいました。
私は木村先生のファンなので、とても楽しみですね。ネット中継でも積極的に見るようにしています。
きっかけは以前一度イベント後にお話する機会があった際の、物腰柔らかい対応が印象に残っており応援するようになりました。
ということで明日は朝7時半から配布される整理券をゲットし、時間までモーニングをしながら将棋の勉強をしたいなーと計画を立て、早めに眠りにつきたいと思います。
おやすみなさい。
将棋24観戦(1) 思ったこと
正月にスマホでアベマ・ニコ生の将棋関連動画をひたすら見ていたせいで、ネット通信がこのままのペースだと下旬にはオーバしてしまいそう!通信制限だけは避けたいと思い、観戦を控えていました。
代わりに、将棋倶楽部24の高段の棋譜をリアルタイムで見てると、これが結構面白い!
まず秒読み30秒で指される前に自分なりに次の一手を考えます。
そして指される手と一致するかどうかを見ます。相手の張った罠も読み解きます。相当な格上なので自分が読んでる勝ち筋は当然のごとく引っかかるのを見ないのですが・・笑
難しかったら、対局後に何故その手を選んだのか自分なりに考えます。
考えるのがだるい時もあります。そういった時は局面ごとに、ここは受けの手を指すだろうな、または攻めの手を指すだろうなとぼんやり考えます。ソフトのように局面ごとに点数をつけたり形勢判断するのも良さそう。
それとよく思うのは、強い方は秒読みを最大限に活かしているなと。ノータイムと思われる手でもしっかり考えて、その手を指します。そういった時は3手目に思いがけない手が出たりして時間の使い方の勉強にもなります。
リアルな大会では切れ負けが多いですが、プラスで秒読み30秒がつくものもあります。それに向けてのトレーニングとして結構いいなと思いました。自分に合っている気がするので、少し続けてみようと思います。
まずは観戦論で考え方を復習しましょう!
http://cixous5.hatenablog.com/entry/2016/11/12/063000
●まとめ
・高段者の秒読み対局の観戦をする
・自分の予想と実際指された手の比較
・終局後の(観戦者として)感想戦をする
・形勢判断をする
棋譜並べ 振り飛車1
3.三枚堂ー藤井 2017.12.6 角交換振り飛車
をピックアップしました。
詳細
先手 三枚堂達也 六段 対 後手藤井 猛 九段の対局。
棋戦: 第11回朝日杯将棋オープン戦二次予選
開始日時: 2017-12-06 10:00:00
終了日時: 2017-12-06 11:52:00
手合割: 平手
先手: 三枚堂達也 六段
後手: 藤井 猛 九段
棋譜元は↓↓
序盤、本家藤井九段の角交換四間飛車に対して三枚堂六段は銀冠で対抗しました。
図のように升田式石田流のように駒組みを進めています。
戦型が決まり、中盤戦へ。
そして次の図。後手は銀冠を目指してこの陣形になったわけでなく、
8筋に歩を叩かれて隙をつくらされた格好です。金取りを受けても2三か6三に馬を作れる展開となりました。
そして終盤図。
5一と、と入り次の6一とが詰めろになっています。なので△7一金と受けるのですが、▲6二歩と歩を垂らし確実な攻めを狙いました。
終局図。
棋譜コメントでは先手からの▲6一歩成を上回る攻めがないということで、藤井九段の投了となりました。
中盤は居飛車側から派手な手はほぼ見られず、丁寧な指し回しといった印象を持ちました。最後の寄せも見習いたいところです。
今回は終局図からの展開を少し掘り下げてみようと思います。
終局図より△6八角成▲同金△5九龍▲6一歩成と進ませました。
後手玉は詰めろではありませんが、▲7一とが入れば寄せ切りでしょう。
では図面から先手玉に迫ります。
①
△7九銀。(下図)
王手!なんとなく怖い局面に見えますが6八に角が利いているため耐えています。
②
以下▲9八玉△6八銀不成に▲7一と(下図)。
この局面で先手玉にかかる王手も特にないため、後は寄せ切るだけ。
③
以下△9三玉▲7二龍に△7七銀不成と下駄をあずけ、
▲8三龍。(下図)
△同玉▲7二角△7四玉▲7五金で詰みとなりました。
④
棋譜を覚えれるようになって余裕が出ててきたため、いろいろ変化を考えれるようになってきました。終盤優勢でもしっかり勝ち切ることが大事だなあと思います。
2018年第1週 棋譜並べリスト
2018年 第一週 棋譜並べ
敬称略
1.丸山ー藤井 2017.12.27 四間飛車
2.門倉ー八代 2017.8.3 角換わりその他
3.三枚堂ー藤井 2017.12.6 角交換振り飛車
4.中村太ー及川 2017.11.23 角換わりその他
5.三枚堂ー戸部 2018.1.4 四間飛車
6.豊島ー稲葉 2017.9.22 雁木
今週の棋譜並べリストです。
基本的には居飛車、振り飛車、居飛車と交互に並べるといった感じで行っています。
今のテーマは角換わりの早繰り銀ですので今週の居飛車は偏っていますね。
これらの棋譜リストから居飛車、振り飛車から一つずつピックアップして紹介できたらと思っています。
また元旦に将棋世界2月号が届いたので、それらも棋譜入力ソフトに打ち込んでリストを作っていくことが本年の新しい目標です。
●2018年目標(棋譜並べ版)
・一日一局(ペースで)棋譜並べ
・将棋世界のデータ化
・ブログの更新
現状の棋譜並べ
棋譜並べがルーティーンになり1年近く経ちました。最近は連盟モバイルの最新棋譜ばかり眺めている気がします。
将棋年鑑から特定の戦型を拾ってみたり、パソコンに入力して目で並べたり。やはり一番効果があるのは盤駒を使って並べること。これは毎回感じており、記事にも書いてきました。
今使える自分の持ち時間をよく理解して、その都度やり方も修正していくことが大事だなと実感しています。
さて、現状はというとおおよそ以下の通りに行っています。
●月〜金
・好きな棋譜を並べる
→1日1局、4〜6回ほど
●土、日
・好きな棋譜を並べる
→1日1局、4〜6回ほど
・30回並べ
→1週間で並べたものから1番のお気に入りをピックアップする
平日は大体45分くらい棋譜並べの時間をつくって行っています。休日の30回並べはたまにサボってしまいますが笑
実際並べてるだけ、ということが多いですが実戦で成果が出てることに自分でもびっくりしています。
中終盤や、不利な時に1年前に比べて指せる手が増えたようなイメージですね。あいまいな感覚ですか大局観がレベルアップしたのかもしれません。
今後の目標はもう少し脳内で並べる回数を増やすこと(意外と出来るもので、そして意外と疲れます)。
好きな勉強法なので毎日続けれています。また支部会員の特典として、将棋手帳をいただきました。これを棋譜並べ記録用として上手く活用していく、ことを誓います。
糸谷八段の棋譜を並べよう
最近棋戦で調子の良さそうな糸谷八段。
糸谷八段の早指しは単に性格だけでなく、この局面ではこの一手、のような独自の理論に基づいて指しているのではないか・・・
と推測してみました。
先日対局された棋譜を見ていると、ノータイム指しを連発していました。
そして1局盤駒で並べてみると自分でもスラスラ手が伸びる感じがありました。棋譜並べをしているとたまに1.2回で棋譜を覚えられることがあるのですが、今回はそれに当たりました。棋譜がいいのか、戦型がしっくりきたのか、棋風の相性なのか・・・
ちなみに今日並べた棋譜はこちらです。
朝日杯将棋オープン戦2次予選
2017年12月15日
糸谷八段vs.大橋四段
力戦相居飛車.銀冠−雁木
この形の銀冠は勝ちやすいらしい。(雁木に対してってことなのかな?)金駒をペタペタ貼り付けて攻めを切らさない。
ということでまずは棋譜を大量に見てみたいと思います。
また考察等書く予定なので、お待ちください!