ソフトとの対局 指し継ぎ編(1)
図前回より同じく激指13七段+を使用しました。
対局状況は平手、指定局面より、持ち時間なしです。
指定局面は、矢倉左美濃急戦 基本編 p58結果図より指し継ぎました。
基本図はこのような形です。
以下本の手順通り進めて、下図のようになりました。
本書で後手優勢と示されていた局面です。ここから先手を持って指し継ぎました。
図はおそらく決め手となった局面です。ここからも頑張って指しましたが、90手くらいで終局になりました。
後手(左美濃側)の鋭い攻めを勉強するとともに、自分の指し手の感想戦も行いました。
最後、ソフトの最終盤の粘り?を勉強させてもらおうと、上図からソフト同士対局を観戦しました。どれだけ手数を伸ばせるかと思ったら110手ほどで投了になりました。
私の指し手に対して、およそ20手分の差がありました。指し手を伸ばすことも1つの技と思い、メモしておきます。
対人間ではこの20手の間に逆転が起きるかもしれないので、しっかり粘る力も身につけたいです。
◾︎今回行ったこと
・先手側を持って指す
・自分の指し手の振り返りをする
・後手側をもって並べる
・厳しいと感じた局面から再度ソフト同士で戦わせる
・最終盤の粘り方を学ぶ
ソフトの活用について(2)
前回はソフトの特徴などを述べました。
今回は具体的にどう活用していこうか考えてみたいと思います。
いつもお手本にさせていただいているブログ
http://cixous1.hatenablog.com/entry/2017/07/21/063000
最新記事です。ここでもソフトの活用について触れていますので、是非参照ください。
◾︎駒落ち対局
前回も述べた通り、プラス1000点あってもそれをキープする力がなければ勝てません。駒落ちなら初期配置でその状態を作れるため、いいトレーニングになります。
☆駒落ち5番勝負
(定跡書結果図より対局、持ち時間なし)
1.四枚落ち
2.二枚落ち
3.飛車香落ち
4.飛車落ち
5.角落ち
☆新・駒落ち5番勝負
(初期配置より対局、持ち時間なし)
6.四枚落ち
7.二枚落ち
8.飛車香落ち
9.飛車落ち
10.角落ち
☆裏・駒落ち5番勝負
(初期配置より対局、持ち時間設定有り一手30秒)
11.四枚落ち
12.二枚落ち
13.飛車香落ち
14.飛車落ち
15.角落ち
最初の方は将棋大観の定跡手順をつかって、さらに指しやすい局面にしてみます。
徐々に、初期配置からはじめれるようにしていくつもりです。
最終的には持ち時間も設定して、時間内で戦える状況をつくります。
計15パターンを作りましたが、これに加えて香落ちや、持ち時間を変えたりなど作ることが出来るので、一度やってみて報告したいと思います。
◾︎平手対局
これに関しては定跡書の結果図や指定局面から指し継ぐ方法を採りたいと思っています。
いくつかピックアップして対局したいのですが、今の所案として書いていこうと思います。
(例)
1.左美濃急戦 ◯ページ結果図より
(1)先手側をもつ
(2)後手側をもつ
(3)上記の(1)or(2)よりプラス1000点の局面を開始局面とし、プラス側をもつ
(1)、(2)については有利な状況からの勝ち方を身につけれるし、不利側の粘り、そしてソフトの指し回しを勉強出来ます。
(3)はYouTube実況の元奨励会員アユムさんのブログを参考にさせていただきました。負けたら、その局面をひっくり返して再度対局するということです。
例で書いたように、色んな戦型で戦い、自分の棋譜集が作れたらという妄想も膨らませています笑
その他の活用については次回書きたいと思います。
ソフトの活用について(1)
私は現在激指13と、フリーソフトの技巧2を持っています。パソコン→激指、スマホ→フリーソフトといった形です。
以前の活用の仕方のイメージとしては、
・序盤戦術の評価値の確認
・棋書に載ってない戦法への対策
でした。また、序盤で評価値が少しでもマイナスになると、もうその戦法や指し手は良くないと思っていました。
ただ、色々なブログを参考に、指定局面から対局をしました。設定としては、ソフトに自分の普段指す側を、私は普段自分が指さない方を持ちました(有利な側)。
結果、ボコボコです笑
というより、私の棋力だと終盤に行くまでにいくつかの罠にかかり、マイナス1000点を叩き出します。
例えば待ったを使えるとして、その将棋を何回待ったをすればコンピューターに勝てるのかと思ったりもしました。
ただ何回かやって分かったこととしては、
・終盤は一瞬で逆転する
・派手な手はそんなに必要ではない
・序盤のマイナスは、私自身あんまり関係なし
といったところです。
また次回に続きます。。
定跡書の読み方について感じたこと
少しの間ブログを休止していましたが、忙しさも落ち着き、新たにモチベーションを持ってブログを書けたらと思います。
最近は居飛車の勉強もしていまして、とりあえず一通りの戦型に触れてみたり、色んな勉強法を試してきました。
まだまだ実験中ではありますが、少しずつ分かったこともあります。最近思うのは、勉強法には個人差があること。当たり前ですが、よく自覚していないと思った以上の効果が得られないような気がします。なので色々試す期間も必要なのかなと。
タイトルの通り、定跡書の読み方について感じたことがあります。
私自身、一冊の本を一周ではあまりにも理解が乏しく感じました。なので複数回読む事は必ずプラスになります。
ただ、本によっては1ページの手数が多く、頭の中で並べるのが苦痛と思ったり、曖昧になってしまうという方も多いと思います。盤に並べるのももちろんプラスですが、駒を戻したりするのが面倒と思ってしまいがちです。
なので私は定跡書を読む場合、以下のやり方で進めることにしました。
◾︎読書(1周目)
→基本的に本線を読んでいく。気になった時は本文の分岐も読んでみる。
◾︎入力 (2〜4周目)
→スマホの棋譜アプリ又はパソコンの将棋盤に入力します。私はスマホの有料アプリ kifuというものを使用していますが、ぴよ将棋だったり、パソコンの柿木将棋、激指などでも出来ます。
基本的にはひたすら符号を入力していきます。例えば本線を1ページから入力し、一通り終えたら次は分岐を入力するなど、区別しておこなえば効果upです。
これのメリットとしては、
・分岐を並べる際に、局面を戻すのが楽
・一手一手の動きが視覚によって確認出来る
・先手後手を逆にして周回出来る
・記録として残る
が挙げられます。1つの方法として紹介させていただきました。
◾︎再度読書or盤駒並べ(5〜7周)
→余力があればここまでやりたいです。
その日の持ち時間によって密度を濃くしたり、スピード感をもってやればいいのかなと思います。
◾︎ソフト研究
→最後にソフトで並べて、自分なりの分岐も作ります。これについては次回の記事で書きたいと思います。
棋譜並べについて色々
週末、将棋の勉強はおいといて色々な方の過去ブログを再度読み漁っていました。
色々試して見たい方法や戦法など、アイデアは膨らみまして、あちらこちらに手を出そうとしましてしまいました笑
また対局はやっぱり指し慣れたものが勝ちやすいと、当たり前ですが再認識しました。
色々やってきましたが、一周回って棋譜並べにはまっています。
穴熊名局集は100局あるし、広瀬流四間飛車穴熊勝局集も50局あります。相振り飛車名局集も出てほしいなー。
棋譜を30回並べたら深く研究とかしてみたいなーと。
将棋は悪手を指すゲームと表現されていた方がいて、その通りだと思いました。
プロの先生の棋譜は最高のルートだと思います。だから理想はその将棋を指すことだけど、基本的には道を逸れます。悪手が指された時、どう咎めるか、また悪手を誘うことも考えてみたいです。
その後の検討(特に終盤の速度計算)をよく考えることが今後の課題でしょうか。詰めろ?必至?駒得?など大局観を鍛えます!
◾︎30回棋譜並べ
仕事帰りに先手をもって10回、朝起きて後手番10回、隙間時間に脳内並べ10回のサイクルが理想です。そうしたら1週間で7棋譜並べれるはずなんだけど・・・
終盤・・・やっぱり序盤と棋譜並べが好きだなあ笑
2017.6月第3週 振り返り
第3週の振り返りをしてみようと思います。
◯△▲の順に評価してみました。
◎棋譜並べ ◯
増田四段vs及川六段(対振り銀冠穴熊no.1) ◯
対振り銀冠穴熊◯
菅井ノート後編△
◎終盤 △
その他付録◯
◎対局 △
ウォーズ10切れ 勝率.714
3切れ 勝率.500
10秒 勝率.600
将棋倶楽部24 勝率.000(0-1)
◎その他
・大盤解説会参加
・対ソフト対局
以上。
・棋譜並べは対振り銀冠穴熊の一局を30回並べを完了した。
・定跡は四間飛車穴熊の復習が中心となった。また対抗系の勉強もすることが出来た。両方盤駒で並べることが出来た。
・終盤は詰将棋の量を増やせた。長手数の問題は少しになった。
・対局はあまり時間を取ることが出来なかった。格下にいくつか取りこぼすことがあった。
全体を通して先週より勉強する量が増えました。その中でも棋譜並べ、詰将棋に時間を費やしたという傾向になりました。
これを踏まえて第4週の目標を考えます。