2018.2 支部対抗戦報告(3)
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1勝1敗で迎えた本局、勝てば決勝トーナメント進出。負ければ帰宅。そんな中、対戦相手はG支部です。
支部対抗戦予選第3局
△sal初段
▲Kさん(棋力は同じくらい)
戦型:角換わり
エース戦法を投入します。
▲4六歩と腰掛け銀を目指す方針を見て、後手の私は早繰り銀を目指します。
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早繰り銀発動!
五段目へ到達します。すかさず、先手から▲2四歩△同歩▲2五歩の継ぎ歩で反撃してきました。
この展開は王座戦第4局、羽生−中村太戦っぽくないか??
むしろ王様が動いている分成立するのではと思い、中村現王座の新手を繰り出します。
観るファン色が強かった私はこういう感覚が好きなんです。
対戦相手のKさん、この手に5.6分考えていました。
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あれ?
なんか違うなあ。
↓
以下反撃筋を同じように受けて、局面を進ませていくと、手が止まってしまいました。
以下参考画像
↓
詳細は省きますが、10手ほど進み、▲5六に角を打たれて2筋の突破を許してしまう展開となってしまいました。
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後手不利。なんとか防ごうとするも、自然な手を指され、厳しい展開。
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自陣角で勝負!
これも狙いを防がれる・・・
もっと苦しくなる。
残り時間私8分、相手3分
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時間で、と思ったがすでに遅し。必至をかけられ、形を作って投了しました。
負けました。。。
個人成績2勝1敗です。
感想戦では
・中村新手に触れる。(新手の形ではなかった。笑)
・自陣角を指したあたりで、他にいい手がなかったかな?と尋ねるも、向こうも細い攻めで繋げるのが大変だったとおっしゃっていました。
さてチームはというと、大将はすでに勝ち、1勝1敗で3将対決に結果を託します。
切れ負けギリギリの熱い展開の中、我がチームのOさんが時計を押し忘れていて、観客皆ヒヤヒヤしていましたが、(大会ルールで押し忘れを周りが指摘してはいけないとなっています)それに気づき、局面的に勝ちをもぎ取っていました!
これでチーム2勝1敗で本戦へ出場確定出来ました!!
昨年のリベンジを果たします。
いやあ、チームメンバーそれぞれが良いところで勝ち、チーム勝利に貢献したなと思います。
ここまでの総合成績は5勝4敗なので無駄がありません。笑
本戦は30分後スタートと、過密スケジュールの中、急いで昼食を済ませるため、会場を出ていきました。
続く
次回 本戦トーナメント1回戦