恐ろしく冷静な指し回し! 角換わり棒銀
久しぶりに自分が並べた棋譜から紹介をしていきたいと思います!
【対局者】
▲千田六段
△永瀬六段
【棋戦】
棋王戦挑決トーナメント
【対局日】
2017年10月21日
【戦型】
角換わり
【序盤詳細】
先手腰掛け銀−後手棒銀
【リンク】
https://shogidb2.com/games/6e5c164560e9d97b5670d2d471f053d92210d903
【局面図】
第1図に至るまでに、
△永瀬六段:今日は早繰り銀でいきましょう。
▲千田六段:では一目散に腰掛け銀にして待ち構えましょう。
△永瀬六段:それなら棒銀のルートに変えよう。
のような序盤の駆け引きがありました。
《第1図》
△7三銀:銀交換は出来なかったけど成果は上げれたから撤退!
▲6七銀:このままじゃ先手陣が乱れるのでこちらも撤退!
《第2図》
△4四銀:いざ中央決戦へ!
▲35歩: いやいや、お帰りください。
このやり取りは後手の手損ですが、4五の地点に桂を跳ねさせない細かい工夫のようです。
《第3図》
▲5八桂:鉄壁!
この手は△7四桂から角を狙われるのを防いだみたいですが、後手有利でしょうか。
△8一飛:それならこっちも受け潰しましょう。
…と永瀬六段ならやりかねない感じの指し回しです。
《第4図》
△5六歩:攻め合い勝負!
お互い玉頭の攻め合いになりました。
△3二金:これ以上はダメよヽ( ̄д ̄;)ノ
《第5図》
△3五桂:詰めろ
以下詰み筋に入り、後手の勝ちとなりました。。。