将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

将棋ウォーズの棋神解析(2)

前回の記事より評価グラフ、第三図を再掲します。

 

 

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第三図 

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ソフトの評価値は700点ほどを示していますが、対局中はこの局面にしたことを少し後悔していました。角を出られた手(△8六角)が先手の銀(6四)に当たることを考えていなかったからです。

 

×  ▲7一角

割打ちで、飛車を逃げてくれたら金を取って▲5三金〜王手飛車取りといった形になるのですが、普通に△6四角と取られて以下▲8二角成△同角で、飛と角銀の交換で先手駒損となってしまいます。

 

シュうぇッチマンさんの一手

 ▲7三歩成

上記で示した7一角からの攻めを通すための一手です。7三の地点を敵駒で塞いでしまうという発想、勉強になりました。

以下自分なりに検討してみます。

(1)△7三同桂なら、▲7一角 △6四角(飛車を逃げる手には金を取って▲5三金で良さそう)、▲8二角成(以下△1九角成 ▲3七桂)でどうか。これなら個人的には先手良さそうと感じます。

△7三同桂 ▲7一角に、△6八角成という手も考えられますが、以下▲同金 △8九飛成に、▲6二角成で攻め合い勝ちできそうですね。

 

(2)△7三同金なら、▲5三角があります。王様が逃げる△5二玉に、▲7三銀成で、次に▲7一角成か▲8二成銀を狙います。

駒の損得はそれほどありませんが、玉を裸にしたことで寄せがしやすくなったと考えれば指せるのではと思いました。

 

 

◾️感想

時間はかかってしまいましたが、最近は対局後に局面における感想戦を意識するようになりました。対局中、手が見えなかった時は、次の一手の考え方を利用して、じっくり考える癖をつけています。

対局は次の一手の連続、とも置き換えることが出来るので(友人が話しているのを聞いて納得)、じっくり読みを入れれるようになりたいです。