将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

対局(4)角道止め居飛車への対応

 

前回の大会で思ったように力を発揮できない戦型となってしまった反省も含めて、自分なりに新しく新構想を練ってました。それを今回使うことが出来たので、ブログで挙げさせていただきます。

 

将棋ウォーズ10分切れ負け

▲二段の方vs△私

戦型:対抗形 位取り対三間飛車穴熊

 

第1図 f:id:sal0112:20170609131047j:image

相振りと思いきや、角道を止めた居飛車対抗形にしてきました。後手早石田も有力だと思ったのですが、ここから自分自身の得意な形へともっていきます。

 

第2図f:id:sal0112:20170609131120j:image

 こちらも角道を止めました。

目には目を歯には歯を、ではないですが笑

 

 第3図f:id:sal0112:20170609131141j:image

先手の▲7八金は少し変わった構えですが、これで相振りになる可能性が減りました。なので△9二香(第3図) と穴熊を目指しました。

これが用意の作戦です。穴熊戦にして仕舞えばこちらの土俵で戦えるのではと思いました。

 

第4図f:id:sal0112:20170609131149j:image

先手はとにかく盛り上がってきます。こちらは大駒を捌けば(特に飛車を敵陣に打ち込めれば) という方針でした。△2四歩(第4図)は誘いの手・・・の予定です。

 

第5図f:id:sal0112:20170609131156j:image 

第4図から▲2四角と誘いに乗ってくれました。以下△5二飛▲5八飛(5六の金に紐をつける手)△ 3五歩(第5図)とし、角を捕獲出来ました。

 

以下角と桂馬の交換となり丁寧に指して、勝つことが出来ました。穴熊戦は中盤が本当に大事だと感じました。

この作戦で居飛車側からは、持久戦模様にしてくる可能性が多いですが、こちらが良く対策している局面になるので使えそう。

 

ただ、新作戦の初戦を勝利することが出来たのは良かったです。