対局(3)
将棋ウォーズ10秒
◾︎反省点No.1
銀交換が行われ、第1図は後手が△74歩と突いた局面です。ここではチャンスを迎えていました。
第1図
第1図以下の指し手
▲95角(第2図)
第2図
後手が端歩をついてない所を咎めて(居飛車の税金)角を飛び出しました。現状▲51角成の狙いなので、それを受けるのが自然ですが・・・
第2図以下の指し手
△42角▲63歩(第3図)
第3図
ここから一番の狙いは▲62歩成、または▲62角成を狙います。他にも第3図より△53角なら▲51角成とする事が出来ます。
◾︎反省点No.2
先ほどの順を逃し、苦しい展開になりました。
ここでは最善というより、こう指すべきだったのかなというのを考えました。
△87歩成とされた局面です(第4図)。持ち駒を上手く使って敵陣を薄くしたいです。実践的に間違いが起きやすい順へと持っていきたい。
第4図
第4図以下の指し手
▲41銀(第5図)
第5図
矢倉崩しではよく現れる筋ですね。普通に△42金で余せそうですがそこで▲32歩。自然と△同金に▲32銀成△同玉で、以下▲54歩△同金▲67金(第6図)で打ち切ります。
第6図
状況は依然として先手悪いですが、後手玉が薄くなりました。不利な時は少しでも嫌味な手を続けて逆転を狙いたいと思いました。