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将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

棋譜並べ(5) 矢倉左美濃急戦

第5回となりました棋譜並べです。
先週は新しく購入しました、対矢倉左美濃急戦をひたすら読んでいたため、棋譜並べも戦型や先生を指定してみました。

今回の将棋は
モバイル中継2017.3.28

第88期棋聖戦決勝トーナメント戦
斎藤七段vs森内九段戦
矢倉  居玉+4六角vs左美濃急戦


対矢倉左美濃急戦の最新形ではないかと思われます。
なんとなくですが、この先手の構えが有力であるとは思っていたのですがこのような局面から始まりました。f:id:sal0112:20170423010259j:image



☆序盤

後手は右金をバランス重視に構え、7筋から攻めを開始しました。自然な歩交換が行われ、2筋に歩を謝らせ、後手の主張が次々と通った印象を受けました。

下図は6筋の歩交換から、じっと△74歩と指しました。

f:id:sal0112:20170423010338j:image
敵の打ちたいところに打て、また角換わり早繰り銀に現れるような、歩を土台にして銀を進めるといった手筋の歩ですね。

 


☆中盤

5筋の歩交換から後手が飛車をぶった切った局面です。
f:id:sal0112:20170423010345j:image
以下▲同飛の一手に△45金〜△56歩で、玉頭に拠点をつくる構想でした。自陣の玉が固い時はこうやって攻めるのですね。

 


☆終盤

なんだか良さげな角打ちです。
f:id:sal0112:20170423010352j:image
飛車を取る、馬を作る、玉の退路を狭めるなど一手に色んな意味をもつ時は大体良い手と教わりました。

ただ実はこの局面は先手が良いらしく(▲46飛〜棋譜コメントより)、将棋って難しいなと思ってしまいました。

 


☆投了図

104手△6六角と出た手が即詰みとなり、先手森内九段が投了されました。
f:id:sal0112:20170423010357j:image

以下①▲46玉は△36飛、②▲58玉は△48飛からきっと、③▲68玉は△76桂▲79玉△57角成▲68歩△88銀▲同金△68馬▲89玉△88桂成▲同玉△76桂▲98玉△88金で詰みでした。

本を読んで色んな形があることを知り、実戦でもさらにお互いの対策があって、どちらが勝つか分からない難しい将棋だったと感じました。

斎藤先生は勢い全開で棋聖戦決勝トーナメントを勝ち上がっていますね。初タイトル挑戦になるのでしょうか!?

 


▪️まとめ
・土台の歩

・駒損でも玉頭に拠点をつくる

・複数の意味を持つ指し手を意識する