将棋の棋力向上へ〜山登りのように一歩一歩〜

将棋の棋力向上を目指したブログです。基本的には日々のメモ、目標を書いていきたいと思います。

次の一手 (2) 答え合わせ

 

前回の局面を再掲します。

 

 再掲図

f:id:sal0112:20170316130726j:image

 

私はここで▲66桂としました。

 

Sさんによると、▲66桂には△65銀で指しにくいとのことです。

f:id:sal0112:20170316131026j:image

 ここで私は銀を使ってくれるなら、66歩からの攻めが緩くなるだろうと読みを打ち切っていましたが、△66歩〜△67角が厳しいということでしょうか。

読み筋は△65銀に▲77桂△66銀▲同銀△46歩で後手指しやすいということです。

 

Sさんは次の一手の局面(再掲図)から

▲75歩

f:id:sal0112:20170317223932j:image

と指しました。

以下△同歩なら▲74桂の筋が出来るので、実践では△46歩▲74歩となりましたが

f:id:sal0112:20170317224134j:image

歩損を回復し桂得が光ります。受けたら今度は戦略不足と言えるだろうし、私なら後手が受けてこなけれ73に銀を打ち込んで寄せの形をつくりたいです。

 

他にも31角なども指せるということでしが省略させていだだきます。

 

今回参考になったのは、形勢判断から歩切れに反応したところです。歩を回復すれば、先手の桂得だけが残り、先手有利と言えるというところでしょうか。

指し手に困ったら形勢判断をしっかりおこなう必要があるなと再認識しました。

 

 

 

▪️まとめ

•駒を使わせた後の攻め、受けも考える

•形勢判断をし、相手との戦力の違いを意識する